RusTec LLC
RodTechnology

有限会社ルステックは、スライス切断を採用しない、テルル化ビスマスの熱電材料のダイス製造技術を開発してきた (スライスをダイスに切断する際、 断面厚さ及びスライスのワックス処理‧脱ワックスに関する労働経費により熱電材料の重大な損失が発生する)。この技術はRodTechnologyと言われ、先ず融解または押し出しにより適当な直径のロッドを造り、そしてエポキシ樹脂に基づいた保護剤をロッドの側面に塗装する。その後、被覆ロッドを適当な高さのダイスに切断し、ダイスの断面に金属の拡散バリアを付ける。

この技術のメリット

  • 丸型ダイスは簡単に配置する。
  • 丸型ダイスは使い安い(それに対し、平行六面体のダイスは立方体になりがちで、位置付し難い)。
  • ダイス側面の被覆は、ユニットの半田付けに当り側面が半田に湿潤されることによる電気ブリッジ、導体への半田混入などを防止する。

技術仕様

  • ダイス直径: 1.4 mm ~10 mm
  • ダイス高さ: 0.2 mm~10 mm
  • 側面の保護被覆:エポキシめっき組成物、厚さ10~30μ、使用温度-50oC~280oC
  • 拡散バリア:ニッケルに基いた金属の化学析出、厚さ5~9 μ、接着率1.5kgf/sq.mm以上
  • 半田層:Sn(+1%Bi) (厚さ5 μ)又は金めっき(厚さ0.1~0.2 μ)
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